2011年08月05日 メンタルヘルス
被災地こそ歯止めかけよう 本県自殺増傾向
今年上半期の本県の自殺数は268人で、昨年の同じ時期と比べると20人増えたことが警察庁の統計で分かった。動機についての分析はまだ行なわれていないが、東日本大震災とそれに伴う東京電力第一原発事故が背景の一つともみられ、今後さらに増加する可能性も指摘されている。
大震災と原発事故後、精神状態を不安定のさせる要素はさまざま面で出現しているが、被災地だからこそ互いに支え合う大切さをあらためて見つめ直し、不幸な選択をしない、させない仕組みを作りたい。
警察庁によると、6月末までの全国の自殺者は15,906人。昨年まで13年連続で、年間3万人を超えており、今年もこの連続記録を更新するペースで続いている。
本県の月別対前年比では、1月は同数、3月は減少したものの、2,4,5,6月はいずれも昨年を上回った。特に5月は、昨年49人に対し、今年68人とかなり増えた。大震災と原発事故が増加要因と断定することはできないものの、その可能性が高いとみられる自殺が本県では既に5件明らかになっている。





