2010年08月01日 EAP
郡山商工会議所会報 第652号 当社寄稿「会社の健康」が掲載されました。
第3回「うつ病の現状 増えつづける休職者」
厚生労働省の患者調査によると、うつ病が大半を占める「気分障害」の患者数は、1999年は44万1000人でしたが、2002年調査から71万1000人と急増し、2008年調査では、104万1000人に達しました。
また、うつ病などの精神疾患で仕事を休む社員が6割の企業で増加し、30代の働き盛りの年代で最も増加していることが指摘されています。
うつ病には様々なサインが表れます。
うつ病を疑うサイン
1.以前と比べて表情が暗く、元気がない
2.体調不良の訴えが多くなる
3.仕事や家事の能率が低下、ミスが増える
4.周囲との交流を避けるようになる
5.遅刻、早退、欠勤が多くなる
6.趣味やスポーツ、外出をしなくなる
7.飲酒量が増える
従業員が休職することは企業にとってもマイナスです。
早めに気づき、早めの対処を心がけることが大切です。
参考文献 厚生労働省患者調査
あさかストレスケアセンター/精神保健福祉士 今村 剛久