2010年10月01日 EAP
郡山商工会議所会報 第654号 当社寄稿「会社の健康」が掲載されました。
第5回「メンタルヘルス対策Q&A」
Q.なぜ職場でメンタルヘルス対策が必要なのでしょうか。
A.近年、働く人の半数以上が強いストレスを感じ、
うつ病を患う人も10年前の2倍以上に増加しています。
メンタルヘルス疾患は、企業の収益や生産性に直結する問題であり、対策が遅れると労働日数の減少(休職)による周囲の負担増、能率の低下、疾病手当て等の負担増、訴訟のリスク、といった様々な問題が生じる可能性があります。
労働安全衛生法上、心の問題を含む作業関連疾患はその管理が義務付けられており、メンタルヘルス対策の実施は企業の安全配慮義務の一環としても重要です。
メンタルヘルス対策は職場の活性化につながります。
例えばEAPなどの外部専門機関を活用しながら、事業場内でメンタルヘルス対策に取り組むのも一つの方法と言えるでしょう。
あさかストレスケアセンター/臨床心理士 清野俊充